米国ワシントン州 新興テック企業10社によるイノベーションピッチと個別商談会
IT・ソフトウェア、ヘルスケア、スマートモビリティ、クリーンエネルギー
eVTOL(電動垂直離発着機)をはじめ、日本市場での事業拡大を目指す注目のテック企業10社がピッチ登壇(日本語解説付)
米国ワシントン州シアトルとその近郊は、マイクロソフト、ワシントン大学、アマゾン等からスピンアウトし、B to Bに特化したAIやML(機械学習)専門のスタートアップが集積。全米でもトップクラスのスタートアップエコシステムを構築し、12社に上るユニコーン(本年8月現在)やその予備軍を生み出す大きな原動力となっています。
今回のプログラムでは、米国ワシントン州政府商務省が、現地ベンチャー・ファンド運営会社「SWAN Venture Group」によるスタートアップ選定の協力を得て、空飛ぶ自動車など日本企業との協業を目指す有望な新興テック企業10社がオンラインでイノベーションピッチを行います。
翌週以降は、これら参加企業との個別商談の機会もアレンジ(先着順)させて頂きます。商談お申込はピッチ実施前後共に可能です。
この機会を新たなイノベーション創出にお役立てください。
日時 | 【オンライン講演・ピッチ】令和3年9月30日(木)10:00~12:00 【オンライン個別商談会】 令和3年10月5日(火)~8日(金)、12日(火)~15日(金) 各日9:00~12:00 |
場所 | オンライン ピッチ:YouTubeライブ配信 商談会:Zoom(※Zoom以外をご希望の場合、申込時のアンケートにご記入ください。) |
対象 | 全対象(※米国新興企業の最先端技術やパートナーシップにご関心の企業の皆様) |
主催・共催・協力 | 主催:米国ワシントン州政府商務省、(公財)大阪産業局 共催:SWAN Venture Group(スタートアップ選定)、 大阪商工会議所、都心型オープンイノベーション拠点「Xport」 協力:兵庫県、グローバル・イノベーション・フォーラム(GIF)2021、 大阪イノベーションハブ(OIH)、大阪スタートアップ・エコシステムコンソーシアム、 ひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアム、国際ビジネス事業の運営に関する情報交換会 |
参加費 | 無料 |
プログラム | 9月30日(木) 10:00- 開会挨拶 大阪産業局 常務理事 齋藤 進 10:05- 挨拶 兵庫県産業労働部 国際局長 横川 太 10:10- 挨拶 米国ワシントン州政府商務省副長官 クリス・グリーン 10:15- 講演 「AIの首都『シアトル』とスタートアップエコシステム」 米国ワシントン州政府商務省日本代表 兼 SWAN Venture Group パートナー 江藤 哲郎 10:35- 米国新興企業によるピッチ 各社約6分(1分間日本語での要約・解説+5分間英語でのピッチ) 10月5日(火)〜8日(金)、12日(火)~15日(金) 各日9:00-12:00 個別商談会(事前予約制、各社45分、各スタートアップにつき2〜3枠) |
招聘企業一覧 ※ピッチ登壇順 |
【1】2morrow <IT・ソフトウェア> 行動科学とテクノロジーを組み合わせたデジタルヘルスソリューション。企業、公共機関、健康保険組合などが対象ユーザー。禁煙、ダイエット、無呼吸症候群、ストレス解消など現代人の多くが悩みを抱える課題に対処するためにビッグデータとアルゴリズムを活用して行動変容を行うプログラムをスマートフォンのアプリなどで提供。禁煙などのプログラムはウォールマートのサイトで販売中(https://www.walmart.com/cp/7324011)。CEOのJo Mastersonはシアトルの非営利医療団体理事などを経て起業。シアトル市立大学MBA。女性起業家。 【2】LumiThera <ヘルスケア> 視覚機能を改善し、視力低下と失明を防ぐための治療ソリューション。視覚機能を改善し、衰弱する眼疾患の進行を阻止または遅らせ、患者により明るい視野を作り出すことに取り組んでいる。慢性及び急性疾患にも対応するデバイスを開発。日本のニコンが出資。光バイオモジュレーションの利点に精通した臨床医、科学者、エンジニアのチームが起業。CEOのClark Tedfordは約30年の医薬及び医療機器開発経験を持つ。アイオワ大学薬学博士。 【3】Groopit <IT・ソフトウェア> リーダーの意思決定支援AIシステム。大規模なチームが共同で作業し、リアルタイムで問題を解決することを容易にするクラウドソルビング向けの SaaS ソリューション。Fast Company社の2020 World Changing Ideas アワード受賞。CEOのTammy Savageはマイクロソフトで公共部門向けオンラインサービス担当GMなど要職を歴任後に起業。カリフォルニア州立大学卒。女性起業家。 【4】Remmie Health <ヘルスケア> 遠隔医療のための耳鼻咽喉モニタリングソリューション。子供たちが診療所に行く一番の理由である耳、鼻、喉の症状を把握し、遠隔医療の医師に患者の症状を正確に伝える。家族が耳などの症状を家庭で簡易に視覚化できる在宅デジタル機器や、症状・画像・ビデオを追跡して医師と直接共有できるアプリを開発。遠隔医療のプラットフォーマーを目指し技術開発を続けている。CEOのJane Zhangはワシントン大学助教授、ボストン大学医用工学博士、MBA。女性起業家。 【5】Klatu Networks <ヘルスケア> ライフサイエンス企業が冷蔵資産やその他のミッションクリティカルな実験装置の管理を最適化するのに役立つワイヤレスセンサーネットワークソリューション。モニタリング2.0を使用すると、エネルギーを節約し、メンテナンス コストを削減。超低温冷凍庫、実験室用冷凍庫と冷蔵庫、LN2ストレージ、インキュベーター、冷蔵室、その他の実験装置の耐用年数を延ばすことができる。PresidentのRick Krissは無線技術開発企業の社長などを歴任後に同社社長に就任。オレゴン大学卒。 【6】Zeva Aero <スマートモビリティ> eVTOL(電動垂直離着陸機)の先駆者。現在二機種あり、Zeroは一人乗り、時速257キロ、航続距離80㎞。運輸、捜索・救助、個人旅行などで車両を代替する多目的な活用が可能。SkyDockは高層ビル間を短時間に移動しビル壁面で離着陸可能。YouTubeにチャンネルを設け試作機の離着陸の模様などを公開中。(https://www.youtube.com/channel/UCFwy8s_6hVudTMfb2FC3qvw/)2040年に一家に一台の普及がビジョン。CEOのStephen TibbitsはシリアルアントレプレナーでこのZevaは5社目のスタートアップ。ワシントン州立大学卒。 【7】Joule Case <クリーンエネルギー> 高度なリチウム電池で、商用・産業用と家庭用の両方の電力ニーズに対応するクリーン電源を提供。ポータブルでモジュール化された高性能バッテリー。用途や必要な電力量に合わせたモジュール型を積み重ねて構築。屋外と室内両方に対応。屋外では騒音や環境汚染を伴う軽油エンジンなどの従来型の発電機を代替。室内では日本でも大きな課題である災害対応の非常電源として注目されている。バッテリーモジュールは同社サイトで販売中。CEOのJames WagonerはEV企業のCTOなどを経て起業。アイダホ大学卒。 【8】Tignis <IT・ソフトウェア> AIの機械学習を活用したデータ分析・故障予測メンテナンスなどの先端モニタリング技術で次世代のプロセスコントロールを提供するプラットフォームを開発。対象は製造業、エネルギー企業で東京エレクトロンも顧客。他に日本の化学プラント大手などと商談中。CEOのJon Herlockerはオレゴン州立大助教授、EMCのCTO、VMwareのCTOなど要職を歴任後に起業。ミネソタ大学工学博士。 【9】Pattern Computer <IT・ソフトウェア> CEOのMark Andersonは、スタンフォード大学MBA、ブリティッシュコロンビア大学生化学博士。データのパターン化の先駆者として、2007年のリーマンショックなどの世界的な金融危機や2014年の石油価格下落を予見。Pattern Computer社はAIのML(機械学習)により世界で初めて複雑なデータから一定のパターンを見いだすパターンコンピュータシステムの開発により、この技術をプラットフォームとして汎用化し、あらゆる分野や業種で活用を可能にする一方で、腫瘍学、システム生物学、精密医療、微生物研究の世界一流の組織や専門家とのパートナーシップを築いている。 【10】GEN3 <スマートモビリティ> Eバイク(オフロード及びオンロード)、Eスクーター(キックボード)、バッテリーなどをデザイン後、中国で生産しオンラインで販売中。ユーザーサポートはメール、チャット、電話全てに対応し、業務提携先からのリペアカーの派遣もある。CEOのJason Lemelsonはシリアルアントレプレナー。ベンチャーキャピタル、スマートフォン用無線充電器開発販売、コロナ禍対策製品の各スタートアップなどと兼任で起業。ワシントン大学MBA。 |
定員 | 【オンライン講演・ピッチ】200名 【個別商談会】各招聘スタートアップ1社につき、最大3枠 |
商談会のお申込について | 〇商談会は、先着順による完全予約制です。 〇ピッチ実施後の商談希望は、ピッチ後にご案内するページからお申込ください。 〇参加される日本企業の皆様には、主催者が実施するアンケートや事後のフォローアップにご協力をお願い致します。 〇商談は、原則英語でお願いします。(SWANより商談進行のサポート役が1名参加する予定です。) 〇商談は1社につき、原則45分です。 〇商談会参加希望の皆様には、ご希望先企業とのマッチング後、米国ワシントン州政府商務省日本代表部より商談用アドレスをご連絡します。 〇海外企業の都合により、ご希望に沿いかねることもございます。ご希望日等に沿えない場合は、事務局よりご連絡申し上げます。 〇商談お申込後のキャンセルはご遠慮いただきますようお願い致します。なお、やむなくキャンセルされる場合は速やかに事務局までご連絡ください。 〇商談会における実際の商談、取引、交渉に関しましては、参加者各位の自己責任にて行っていただきますようお願いします。 |
申込方法 | 下記URLからお申込みください。 https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=34820 |
申込締切 | 2021年9月28日(火) ※ピッチ、個別商談会ともに先着順 |
問合せ | 【大阪事務局】 (公財)大阪産業局 国際事業部 国際ビジネス支援チーム 担当:高倉・中本 TEL:06-6947-4088 E-mail: ibo@obda.or.jp 【米国事務局】 米国ワシントン州政府商務省 日本代表部 E-mail: info@innovation-finders.com |