公益財団法人 大阪産業局(以下「当財団」という) は、このたび、大阪府が発行するグリーンボンド「第1回大阪府公募公債(15年)(グリーンボンド)」(以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。
グリーンボンドとは、気候変動の緩和・気候変動への適応に資するプロジェクトなどの資金調達のために発行される債券のことであり、ESG(1)投資の対象となります。本債券は、ICMA International Capital Market Association(国際資本市場協会)が定義するグリーンボンド原則2021、環境省グリーンボンドガイドライン2022年度版に適合性について株式会社日本格付研究所(JCR)から検証を受けており、Green 1 (F)の評価を取得しております。
本債券の発行による調達資金は、2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの達成(緩和)と気候変動に起因した自然災害による被害の回避・軽減(適応)に向けて、大阪府が取り組むための下表の環境施策に充当されます。
分類 | 事業内容 |
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気候変動への適応 |
堤防や洪水調節施設等の整備 土砂災害防止施設(砂防堰堤等)の整備 道路の無電柱化 ため池等の総合的な防災・減災対策 |
気候変動への適応・生物自然資源等 の環境持続型管理 |
公園緑地の創出 |
クリーン輸送 |
大阪モノレールの延伸 なにわ筋線の整備 |
当財団は、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンド等へのESG投資を継続的に実施することで今後も社会的責任を果たして参ります。
本債券の概要
銘柄 | 第1回大阪府公募公債(15年)(グリーンボンド) |
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年限 | 15年 |
発行額 | 50億円 |
発行日 | 2022年10月31日 |
(1) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと