このたびInnovation Finders Capital LLC (以下、IFC)がワシントン州政府およびOrrickと共催し、大阪産業局が後援する「第15回AI オンラインミートアップ」のオンライン参加者を募集します。
日本企業とシアトルのスタートアップ企業を結ぶ「AIミートアップ」はこれまでの14回で約100社、延べ300名の日本企業の方々がシアトル現地で参加され、その成果としてシアトルのスタートアップ7社が日本に拠点を開設するなど数々の提携事例を誇るミートアップです。
今回はその短縮版として2日間にわたり、各1時間のプログラムで10社の最先端スタートアップによるピッチをライブで日本企業等の皆様にご覧いただきます。
(今回は時間の制約の為、日本企業によるリバースピッチはありません。)
主催: Organizer: Innovation Finders Capital GP, LLC (IFC)
共催: Co-organizers: Washington State Department of Commerce (WSDoC=ワシントン州政府商務局)、 Orrick Herrington & Sutcliffe (Orrick=オリック法律事務所)
後援・特別協力: Supported by:
Consulate General of Japan (CGJ=在シアトル日本国総領事館)
Japan External Trade Organization(JETRO=日本貿易振興機構)
Osaka Business Development Agency(OBDA=大阪産業局)
SWAN Venture Group (SWANベンチャーグループ)
スケジュール
1日目: 9月16日(水)午前9時~10時(JST)
Day 1: 9/15 Tue PDT 17:00-18:00
2日目: 9月17日(木) 午前9時~10時(JST)
Day 2: 9/16 Wed PDT 17:00-18:00
参加申込みサイト(無料)および当日のタイムスケジュール詳細
https://ifc-onlineaimeetup15.eventbrite.com
ピッチ登壇企業について
SWANベンチャーグループ(https://swanvg.com/about/)が50社以上をスクリーニングし、イノベーションファインダーズキャピタルのミートアップに最適なスタートアップ10社を選びました。 これらのスタートアップに関する質問、その他のお問い合わせはSWAN担当者松井hm@swanvg.comまでご連絡ください。
1日目 9月 16日(水)日本時間 9:00-10:00AM 登壇企業
- Symbl.ai
Symbl.aiは音声またはテキスト通信のワークフローに合わせてスケールできる会話型インテリジェンスプラットフォームを提供する会社です。 同社のプラットフォームはあらゆるシステムへのシームレスな移行が可能で、書き起こし機能以外に収集したデータをテーマ、業種、時系列ごとに整理するのにも役立ちます。
プレゼンター:Vikram Modgil, Head of Growth
URL: https://symbl.ai/
業種: 人工知能 (AI)
- Elevāt
Elevátは、クラウドベースの産業用モノのインターネット(IIoT)プラットフォームのスタートアップです。 同社はライフサイクル全体にわたりインテリジェントな資産を管理するという課題に取り組む為、業界初の完全なエンタープライズ対応システムを考案しました。同社のプラットフォームは容易にスケールが可能であり、どのプラットフォームにも合うよう設計されています。またゲートウェイや接続されたデバイスとシームレスに連携可能です。
プレゼンター: William Hill, Founder and CEO
URL: https://www.elevat-iot.com/
業種: 産業用IoT(IIoT)
- Wavely Diagnostics
Wavely Dxは音響反射率測定を利用し中耳液を検出できる機械学習(ML)ソフトウェアを開発しています。同社のアプリは主に小児用に開発されました。Wavely Dxのアプリを使用するとスマートフォンで患者の耳に液体があるかどうかを確認し、遠隔医療プロバイダーが子供の耳の感染症を診断できることが可能になります。
プレゼンター: Arna Stoll, CEO
URL: https://wavelydx.com/
業種: 医療用機器、人工知能 (AI) 1
- Curie
Curieを使用することにより消費者はスマートフォンで製品をよりリアルに見ることができます。同社のAR機能により、店頭で実際に品物を手に取り比較する感覚により近いショッピング体験を可能にしました。
プレゼンター: Michael Agustin, CEO
URL: https://curie.co/
業種: 人工知能 (AI)、拡張現実(AR)
- Asignio
Asignioは従来のパスワードよりも複雑なセキュリティを提供する生体認証ソフトウェアの会社です。 同社のソフトウェアには独自の署名(手書きベースのテクノロジー)と、顔と音声の認識を含む多層認証があります。 これらの機能によりユーザーは従来のパスワード以上の安全性を確保できます。 ほぼ全てのソフトウェアに対応しています。
プレゼンター: Kyle Rutherford, CEO and Founder
URL: https://www.web.asignio.com/
業種: 生体認証、セキュリティ
2日目 9月 17日(木)日本時間9:00-10:00AM 登壇企業
- Noonum
Noonumは、金融および経済データの機械学習(ML)、自然言語処理を通じ、機関投資家等に対応するサービスを開発しているフィンテック企業です。 プラットフォームのAIを通じ、企業、戦略、テーマに関する実用的な情報を提供しています。 Noonumは、企業とポートフォリオのESG(環境社会ガバナンス)とネットワーク効果に焦点を当てることで競合他社と差別化しています。同社は、ビッグデータ、AI、NLP(神経言語プログラミング)を活用し日々変化するナレッジグラフを通じ、ポートフォリオをモニターします。これらは数百万のソースから数十億のデータポイントを分析して作成されています。
プレゼンター: Shankar Vaidyanathan, CEO and Founder
URL: https://noonum.ai/
業種: フィンテック、人工知能 (AI) 1
- One for Neptune
One for Neptuneは今まで見過ごされ、あまり使用されていなかった白身の魚からシーフードジャーキーを生産しています。同社の製品は全てグルテンフリーで、保存料(硝酸塩を含む)、乳製品、GMO等を使用していません。シーフードジャーキーを通じ持続可能な食品のサプライチェーンの需要を満たす使命を持っている会社です。
プレゼンター: Nicholas Mendoza, CEO and Co-Founder
URL: https://www.oneforneptune.com/
業種: 消費者向けパッケージ商品(食品)
- Nanodropper
Nanodropperは目薬の点眼薬の量を減らし、無駄とコストを削減する目薬の容器の会社です。同社の容器は特許を取得しています。 患者にとっても使用しやすく殆ど全ての目薬に対応が可能です。
プレゼンター: Mackenzie Andrews, CCO
URL: https://nanodropper.com/
業種: 医療用機器
- UNpkl
UNpklはAIを介し、データを制御できるネットワークセキュリティプラットフォームの会社です。 同社の機能にはデバイス、特定のウェブサイトのブロック、ユーザーのデータ送信先に関する情報等があります。自身のルーター又は商業用ネットワークプロバイダーを利用してUNpklのサービスを利用することができます。
プレゼンター: Yuan Karppanen, CEO and Co-founder
URL: https://www.unpkl.io/
業種: 人工知能 (AI)、セキュリティ
- Jeeva
Jeevaは、超低電力通信技術を提供するワイヤレス半導体技術を開発している会社です。同社はインターネット障害としての電力を排除することにより、ワイヤレス接続の標準の再定義を目指しています。 Jeevaの技術は既存のものより消費電力が少なく、スペースをとらないため様々な用途が見込まれています。ユーザーはあらゆる環境に無制限の数のセンサーを展開でき、より多くのデータを取得し信頼性の高いデータを取得することができます。
プレゼンター: Scott Bright, CEO
URL: https://www.jeevawireless.com/
業種: ネットワーク、IoT
<IFC AIミートアップについて>
IFC の AI ミートアップは、今回はオンラインで二日間のみ行いますが、従来は日本企業各社様と共に州政府商務省、日本総領事館、IT 開発大手、大学、シンクタンクなどを訪問し、シアトルの AI スタートアップ・コミュニティに対してはイノベーションのニーズを説明し、One-on-One の個別面談による商談まで行う3日間のイベントです。 (訪問先は開催回毎に異なります)
当ミートアップは、日本企業と AI スタートアップ等イノベーターとの事業開発の為の商談の場です。1日目に日本総領事館でスタートアップからピッチし、対して2日目は日本側のニーズをシアトルの AI スタートアップなどに対し発表し、直後のネットッワーキングセッションで起業家達と直接対話いただき、最終日3日目は個別商談会です。
<対象とする主な技術>
AI、MLのテクノロジーを利用した以下の各分野
自動言語処理、チャットボット、IoT、自動運転、ロボティクス、データアナリシス、Machine Vision and Recognition、公共安全、リテール、ケミカル、AR/VR/MR 、Fintechヘルスケア
Target Innovations
Natural Languages Processing /Chatbot /IoT /Autonomous Drive
Robotics /Data Analytics /Machine Vision and Recognition
Public Safety /Retail /Chemical/AR/VR/MR /Fintech /Healthcare
第15回オンラインAIミートアップ 登壇者リスト(和文・参考資料)
IFC AI Online Meetup 15.0 overview
問合せ先:
公益財団法人大阪産業局 国際事業部
スタートアップ・エコシステム担当 小關(おぜき)/南野 (みなみの)
E-Mail: s-upeco-info@obda.or.jp
TEL:06-7657-4260(マイドームおおさか)/06-6359-3004(OIH)