公益財団法人 大阪産業局

【報道資料】受動喫煙人数の定量化に挑む!ATCで受動喫煙をテーマにした新サービスの実証実験を実施

2023年9月25日
公益財団法人大阪産業局

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大阪産業局では、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムとして、
大阪医科薬科大学研究グループ(堀池 諒 助教)による「Wi-Fiパケット
センサーによる受動喫煙範囲内人数の定量化に関する実証実験」を、
2023年9月28日(木)から10月29日(日)まで
大阪・咲洲の複合商業施設「ATC」にて実施します。
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2016年、厚生労働省は、受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で
年間約1万5000人に上るとの推計を公表しています。一方、受動喫煙対策は
公衆衛生上の課題でありタバコ煙の到達範囲は議論されているものの、
その影響を受ける受動喫煙人数は定量化されていないと言われています。
 
本件は、そうした受動喫煙による影響をテーマにした実証実験となります。
 
実証実験では、受動喫煙人数の新たな定量化手法として、数百メートル規模の
流動や観光調査に用いられているWi-Fiパケットセンサーを用いて、
受動喫煙の範囲(0m~30m程度)におけるデータ測定が可能かどうかを検証します。
 
今後、同研究グループでは、今回の検証結果を踏まえ、受動喫煙人数の
定量化手法を確立させ、新規サービスとして事業化をめざします。
 
大阪産業局が実施しているIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムでは、
今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025大阪・関西万博に向けて、
実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでいきます。
 
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■ 実証実験概要
 
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<実施名称>
Wi-Fiパケットセンサーによる受動喫煙範囲内人数の定量化に関する実証実験
 
<実施主体>
○大阪医科薬科大学 研究グループ(堀池 諒 助教)
○所在地:大阪府高槻市八丁西町7番6号
○研究体制:本件は一般社団法人日本禁煙学会より2023年度研究助成に
採択されています。また、大阪医科薬科大学産学官連携コーディネーター
荒谷氏からの助言等の支援及び、Wi-Fiパケットセンサー測定について
株式会社社会システム総合研究所との共同研究として実施されます。
 
<実証実験の検証項目>
①喫煙人数の把握
②受動喫煙人数の把握
③滞在時間の把握
④Wi-Fiパケットセンサーによる①-③の把握と目視による人数カウントの差
 
<実施日>
○2023年9月28日(木)から10月29日(日)
 
<実施場所>
○ATC(大阪市住之江区南港北2-1-10)
 
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【参考】
 
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
 
<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。
 
 
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<本件に関する問合せ先>
 
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 下地・安永
 
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
 
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